長野県はキノコ王国と呼ばれるほどキノコの栽培がとても盛んな県です。年間を通じて需要のあるキノコの中でも、えのき茸・ぶなしめじの生産量は全国１位です※1。えのき茸の生産を行っている長野県北部に位置する中野市では古くから施設栽培が取り入れられており、近代的で清潔な環境で年間を通じて安定した生産を行っています。ぶなしめじも同様に施設栽培が行われています。

青森県の東南部に位置する上北郡おいらせ町、六戸町、十和田市周辺の地域で生産を行っています。この地域は十和田湖を源流とする奥入瀬川の流域であり、1年の平均気温は10℃前後と冷涼な気候であることから、長い期間土の中で生育する長芋やにんにくの生産には最適な場所です。青森県のにんにく生産量は全国1位、長芋の生産量は北海道に次いで第2位です※2。

高知県は生姜の生産地として有名ですが、その中でも清流として知られる四万十川中流域にある四万十町で栽培される生姜を中心に取り扱いをしています。林野が多い四万十町の中でも旧窪川町地区は標高が高く、高南台地と呼ばれており、大きな農地が広がっています。また河川沿いであることから朝夕の気温差が発生することにより、高知県の中でも生姜栽培に最も適した地域です。高知県の生姜生産量は全国１位です※3。